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私の設計事務所です。
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1000回

 

開業以来、地味に続けているブログですが、

 

1000回目のupとなりました。

 

相変わらずの内容ではありますが、誰かのお役にたてれば幸いです。

 

これからも日々の生活、普段の生活を見つめながら

 

建築と向き合って行こうと思います。

 

 

 

 

| コラム | 14:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
プレゼン初期


以前から依頼頂いている物件ですが、先日初回のプレゼンを行いました。

敷地にもゆとりがあることから様々な選択肢をしらみつぶしに検討し、

最終的に7案程まとめたのですが、

そこからは絞り込まず、そのまますべてプレゼンさせて頂きました。


住宅は優先順位を変えれば、プランは無限に出て来ます。

私の家であれば1案に絞ることも出来るのですが、

これは私の家ではありません。

初期段階ではあまり固定観念を持たず、ある程度の選択肢と視野を残し、

住まい手と一緒に悩みながら最適な一択を探っていきます。


写真上は、そのプレゼンまでもたどり着けなかった廃案たち。

何だか物悲しげに見えてきます。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
 
| コラム | 16:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
家内制手工業


今月は偶然プランニングの段階の物件が多く、

PCを離れスケッチなどの手作業が重なっています。

この日も手書きで図面を作成中。




しかし、今月から幼稚園の娘は半日で帰って来ます。

(託児所に行っていた頃より帰宅が早い・・・)

自宅兼事務所なので子守をしながら仕事となると、

テーブルはこの様になり・・・




結局この様になります・・・。

お絵描きに色塗り。

確かに3歳児とやっていることは変わりません。

この時代に手工業的な仕事を自宅でしている。

ある意味では幸せな仕事なのかもしれません。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
| コラム | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
扉の先



写真はプランニング中のスケッチの一部です。

施主さんにプレゼンするひとつの案の裏側には多くの没案があり、

多くの時間を費やしています。


正直に言うと敷地調査に行けば大よそのコンセプトやイメージが頭に浮かび、

大よその条件を満たした案はすぐに出てきます。

しかしその案は良くても75点と言ったところ。

100点までは程遠く、120点を目指したい施主さんの期待には

答えられていません。

プランを作っては破棄し、作っては破棄し、

場合によっては初めに浮かんだコンセプトも練り直し、

120点のゴールを探します。


経験が積み重なれば、多くの扉の中からこの扉の先がゴールだと

早く判断できるようになるのかも知れませんが、

意外な扉の先にお宝が眠っていたり、

突然新しい扉が現れたりするので、

早々に切り上げることができません。


建築は人を幸せにすると信じていますが、

安易な判断をすれば人を不幸にしてしまう可能性もあります。

才能の無い私は考えられるすべての扉を開き、

その先を確認してからでなければスケッチを止める事ができません。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋

| コラム | 17:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
成長


幸の休暇小屋の現場は実家から歩いて5分程の距離にあるため

実家に車を停めさせてもらい、現場へは毎回歩いて通っています。

その道は奇しくも私が毎日通っていた幼稚園への通園ルートとまったく同じ。

この道はこんなに狭かったのか、

この塀や生垣はこんなに低かったんだと思っていると

何分もかけて歩いていた幼稚園へはあっという間に着いてしまいます。


写真の意味不明なブロックも飛石のように乗って遊んだ記憶があります。

必死に飛び移ったブロックも今では歩くように渡れますが、

あの頃から本当に自分は成長したのだろうかと思う時があります。


いつの間にかランドセルも使わなくなり、車も運転できるようになり、

社会で生きていく術も学んだ。

しかし、あの頃のように小さなことを喜び、小さなことを悲しみ、

小さなことを楽しむ純粋な日々を過ごせているだろうか。

あの頃確かに手にしていた大切なものを今の私は失っていないだろうか。



あの頃の自分に早く追いつきたいと今は思います。




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愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
 
| コラム | 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
現場監理について
 

設計事務所の仕事は図面を書いたら終わりではなく、

工事が始まってからも現場監理という仕事があります。

工務店から上がってくる施工図のチェックや

設計図通りの仕様で現場が進んでいるかをチェックするだけでなく、

監督や職人と施工方法について打ち合わせをします。


現在現場が進んでいる桜海道の家(写真上)も毎週決まった曜日に

定例打ち合わせを行っていますが、

毎週、現場監督に加えさまざまな職人と打ち合わせを行います。

私の設計意図を伝え、それを実現しようとミリ単位の話を

懇々とする時もあり、昼一番から始まった打ち合わせが

あっという間に夕方になってしまったりします。


プロの職人を信頼している以上、

施工に関して私が現場に手を出す事はありません。

一生懸命施工打ち合わせをするくらいしか私にはできませんが、

そのやり取りの中で、「いい家を造りたい。だから妥協はしたくないんだ。」

という思いが現場の職人に伝わって欲しいと思っています。

その思いが少しでも伝わればいい現場になり、

いい家ができると信じています。



| コラム | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
石の上にも三年

多くの方々に支えられ、開業して無事三年が過ぎました。


自営業とは自由業。

つまり生きるも死ぬも自由ということ。

自分で選んだ道とはいえ、開業当初は見えない未来に対する

漠然とした不安をずっと抱えていました。


しかし、多くの方々に励ましの声を頂きながら

前を向いて歩いてるうちに、新たな出会いにも恵まれ

ここまで続けて来られました。


いまだ未来は見えませんが、見えている今を大切に、

目の前にある出会いを大切にしながら生きて行きたいと思います。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
| コラム | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
図面を書く意味

以前業界の方ではなく、一般の方とお話をしていた際、

「住宅の設計では、基本設計(1/100スケールの図面)が決定してから

実施設計(より詳細な設計)に入るのですが、

一般的な規模の住宅で図面にしてA2で80枚程度、

実施設計だけでも時間にして最短で3ヵ月はかかります。」

というお話をしました。


その時に言われたのですが、「そんなに時間が掛かるんですか?

じゃあ、1ヶ月で書いた図面で造った家と

3ヵ月かけて書いた図面で造った家は何が違うんですか?」と・・・。


思いもよらぬ質問でしたが、確かに仰る事はよく分かります。

正直言って、基本設計の図面だけでもその図面を元に

工務店に施工を頼めば「それなりの家」はできます。

しかし、「それなりの家」では住まい手を幸せにする自信がありません。


図面を書くとは、あらかじめ検討すること。

建築、構造、設備に関わるすべての部分、細部に至るまで検討し、

図面化しようとすれば、その作業は無限にあります。

しかし、建築設計には期限もあるのである程度で実施設計を

終えなければいけません。

私の場合、この図面で家を造れば大丈夫と自信を持てるようになった時、

それが実施設計終了であり、それまでには最短でも3ヶ月は掛かって

しまうのです。


住宅設計とは、住まい手の生活を預かるという大変責任の重い仕事です。

当然ですが、自分が自信を持てる図面でなければ

自信の持てる建築など造れず、責任も果たせません。

最終的にはそれが住まい手の幸せに繋がるのではないかと思っています。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする 
建築設計事務所 住記屋
| コラム | 15:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
施主の個性、設計者の個性

私の事務所で公開している過去に竣工した建築の写真を見ると、

木造で瓦屋根の家もあれば、コンクリート打ち放しの家もある。

「一体この人はどんな家を得意として設計をしているんだろう。」と

戸惑う方がいるかもしれません。


私の仕事は、施主の個性を読み、敷地と周辺の環境を読み、

家という器を形にしていく仕事です。

当然施主が変われば家の姿も変わり、敷地が変われば家の姿も変わります。

よって、ひとつとして同じ家はありません。


普遍的で素朴な建築を造りたいと思っている私ですが、

やはり施主の個性がまずあって、その先に私の個性があるべきだと思います。

今は数として点でしかない建築が、いつか線として繋がってきた時、

ようやく私の個性が見えてくるのかもしれません。


| コラム | 16:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
普通の人、特別な人

設計相談の際よく言われることがあります。

「私達が設計事務所にお願いしてもいいのか迷っていました。」


要するに、設計事務所に依頼をして家を建てるなんて特別な人のすること。

私達のような普通の人がお願いしてもいいのだろうかということです。

確かに私もこの業界に入っていなければ

そのようなイメージを持ったかもしれませんが、

実際に依頼をしていただける方は

特別な階級の人ではなく普通の、ごく一般の人達です。


しかし、家づくりに対して大きな思い入れを持っている

という意味では「普通」ではありません。

みなさん「特別な人」ばかりです。

それは設計事務所という選択肢を探し始めた時点で

「普通の人」から「特別な人」になっているという事かもしれません。


また、この情報過多な時代に個として生きる私を信頼し、

家づくりという重大な仕事を任せることの出来る施主とは

やはり「特別な人」だと思います。


私はこの「特別な人」のために設計という仕事をしています。



| コラム | 16:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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