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俵屋のシエスタマット


以前俵屋に泊まった時に体験したシエスタマット(ごろ寝マット)の

寝心地が忘れられず、今回俵屋を訪問した際マットを注文してしまいました。

写真は俵状に丸めた状態。




枕付きで寝心地抜群です。

生地は麻を使っており、夏はさらさらで冬も暖か。

中綿はポリエステルなので丸洗いできます。




私のイニシャルではなく俵屋のT。





小さなタグが付いているのですが、ご丁寧に「お昼寝用」の文字。

なるほど本気で寝るなら床に就きなさいとのお気遣い。


色は赤と緑、茶色の選択が可能だったかと思います。

遊形で見た赤は色あせて朱に近い落ち着いた色味だったので

これからじっくり育てて行こうと思います。


と言いながら、なかなかごろ寝の時間も取れません・・・




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
 
| 京都俵屋旅館 | 15:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 孔雀の間

この旅の目的でもある京都俵屋旅館へ。

と書くと、また泊まりに行ったの!?などと

突っ込まれそうですが、ご安心ください。

「宿泊」ではなく「訪問」に行ってきました。

ある施主さんが俵屋に泊まられるとの事で、

宿泊されている間にご厚意で来客として部屋へ通して頂きました。





通して頂いたのは「孔雀の間」

二階に位置しながらもアーネストスタディーのように

庭を楽しむ事ができます。





広間は十畳、書斎コーナー付き。

鴨居から察するに、以前は八畳に踏込だったのではないかと思います。





壁面の小さな床には孔雀?がお出迎え。





居心地の良い書斎コーナー。

照明の付いている壁が少し奥まっているだけで

小さな空間にふくらみが出ます。

このちょっとした心遣いが嬉しく感じます。





庭に面している一間半のFIXガラス・・・ではなく大きな引戸。

二間の中に納めているので、三尺しか開きませんが

これが動くこと自体が驚きです。

こちらに迫ってくるかの様な庭は思ったよりも奥行きがありました。

庭は広さも大事ですが、距離も大事だと実感します。





次の間、七畳半。

こちらに布団を敷くとすると確かに六畳では狭いか・・・

茶室のような雰囲気もありますが、炉は見当たらず。





孔雀の間の最大の特徴は約二畳のこもり部屋があること。

空間の広さ、天井高が絶妙な寸法で、

仕上げに絨毯と和紙を使っているので、

繭に包まれているような柔らかな空間です。





デイベットも設えてあり、小屋好きにはたまらない空間。

照明はペンダントライトでしたが、

小さなテーブルライトで良かったような気もします。





孔雀の間の水廻りはゆったりとした寸法。

このモダン過ぎない感じが「旅館」という雰囲気を出しています。





浴室からも小さな庭を楽しむことが出来ます。

三角の坪庭も変化があって良いと思いました。


以前私たちが泊まった霞の間よりは遥かに広い間取りで

全体的にゆったりとした造りになっています。

心地良さの基準はひとそれぞれですが、

座っていると二人で過ごすには少し広すぎるか・・・という印象。

その分こもり部屋や書斎コーナーが居心地良く感じたりします。

居心地について改めて考えさせられました。


採寸、スケッチ、撮影と息を切らせながら一気に済ませたのですが、

施主さんから貴重な時間を頂いてしまいました。

Iwさん今更ですが、その節はありがとうございました。

今後の糧にさせて頂きます。




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| 京都俵屋旅館 | 15:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 朝食

夕食を済ませてしばらく、床を用意して頂きました。

これが俵屋の布団か〜と、しみじみ寝入りました。








前日の夕食をめいっぱい頂いたので、

翌日、朝食前に一時間ほど散歩へ出かけました。

程よく小腹が空いた頃、朝食を用意して頂きました。



朝食は和食と洋食が選べるのですが、

やはり湯豆腐が食べたかったので和食を頂きました。

これぞ日本人の朝食の情景です。




炭で温められた湯豆腐桶で出て来ました。

朝から道具好きの心が弾みます。

湯豆腐も美味しくて、朝から満腹になりました。




300年近くアップグレードを繰り返した建築はなかなかありません。

実際その懐を除くと想像以上の深さと密度。

建築、庭、室礼まで一分の隙も無いほどでした。

「次回」があるか分かりませんが、旧館の別の部屋や

新館もいつか体験したいと思います。



<補足>

実測、撮影と書きましたが、他の宿泊者だけでなく従業員さんもいない

タイミングを見計らってこっそり行いました。

私だけでなくここに泊まる人は誰しも俵屋での時間を

満喫したい人達だと思います。

「その道の人」は配慮頂ければと思います。




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| 京都俵屋旅館 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 夕食

一通り撮影と実測、スケッチが終わりアーネストスタディーの

ベアチェアで寛いでいるとそろそろ夕食の時間。

(なんて幸せなんだ。)




霞の間に戻り、夕食をお願いしました。

卯月献立と書かれた手書の品書を見ながらゆっくり頂きました。

写真上は先附、小吸物




向附の鯛の松皮造りが来るころ、俵屋の冷酒が届きました。

口当たりが優しく、甘さも無いので料理に合うお酒でした。




桜饅頭に見立てた煮物





焼物、名物の粟麩三色田楽が絶品。




御凌ぎの湯葉焚き。




温物、



強肴と続き、



止椀にて〆。



水物を頂いた頃にはお腹がパンパンです。


味付けが薄いという噂を聞いていましたが、

いやいやしっかり味はしていました。

出汁文化は奥が深い。

如何に普段の食事の味付けが濃いかよく分かりました。




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| 京都俵屋旅館 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 ラウンジ 図書室


共用スペースのラウンジ。

この日は桜の花びらが入った日本酒が置いてあったので少し頂きました。

花座の隣にあるので、この月は桜がテーマなのだと思います。




ラウンジにしつらえてあった小さな仏像と根来の輪花台。

知識のない私に由来がわかりませんが、小さな存在でありながら

部屋全体に緊張感を与えていたと思います。




ラウンジから潜戸を入ると奥には図書室があります。




近年造られた空間なのか素材の使い方、照明の使い方、

開口部周辺の納まりなど非常にモダンな空間。

こちらも小さな空間ですが凄まじい密度で考えられていました。




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| 京都俵屋旅館 | 15:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 アーネスト・スタディー


「その道の人」のお楽しみ、アーネストスタディーへ。

この空間は俵屋の女将・佐藤年さんのご主人、故アーネスト佐藤氏の書斎。

現在はラウンジのように宿泊者に解放されています。


この空間だけは床がカーペット敷き、壁には漆喰が使われ

柔らかな空間になっています。




書斎に繋がるシエスタコーナー(ごろ寝コーナー)。

この空間をぜひとも体感したかったのですが、

書斎から一段下がるという感覚、低く抑えられた天井高、

穴蔵のように包み込まれる五角形の平面、居心地は最高です。


写真左、庭が室内に入り込むように計画されています。

この部屋は二階にあるのですが、

そんなことを忘れてしまうような庭でした。




書斎からの見返し。

このシエスタコーナーだけ小振りのサイドテーブルや小振りの照明が

使われていました。スケールに対する気遣いが見て取れます。




書斎のデスク周り。

書棚には洋書と和書、建築、家具、現代アートの本などがずらり。

私も持っている本が数冊あり、なぜか嬉しくなってしまいました。

本棚を見ると人柄が見えます。

失礼ながら同じ匂いがしました。




書斎には、写真上のウェグナーのベアチェアや

フィンユールのNV-53ツーシーター、ヤコブセンのアーム付セブン、

主照明はPH2/1ステム・フィティングしかも金具の部分が現行にはない

アンティークカラー、ヤコブセンのAJフロアとAJウォール、

ミニキッチンにはバカラのグラスにマイセンのカップなどなど

見どころ満載です。


ミニキッチンやシエスタコーナーなど一気に採寸を終わらせ、

フィンユールのツーシーターに座り、昔欲しいと思っていた

ホワイトマイセンVIPのティーカップで紅茶を頂くと

魂が浄化されていきました。




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| 京都俵屋旅館 | 16:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 花座 庭座


俵屋の一階、花座と名付けられた坪庭です。

私たちの行ったときは桜が生けてありました。

石臼に水を張って花器のように使っているのですが、

この石も素晴らしかった。




坪庭の面はガラスが入っておらずそのまま外気と繋がっています。

陰の空間に柔らかな光が落ちてくるので、幽玄な雰囲気。

舞台装置なような空間でした。

餅花の季節に一度は来たいと思います。




庭座と名付けられた小さなラウンジ。

床面が地面とほぼ同じ高さで設定され、文字通り庭に座している感覚です。

椅子ではなく床に座って楽しみたい気もします。

小さな空間ですが建築的な納まりは非常にシビアで見惚れてしまいます。




よく見ると部屋の隅からシダがひょっこり顔を出しています。

こんな遊びが心を和ませてくれます。




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| 京都俵屋旅館 | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 霞の間 室礼


霞の間の室礼を少し。

踏込正面の小さなニッチには愛嬌のある鶏がお出迎え。

緊張感のある室礼ばかりでは疲れます。

「間抜け」という言葉がありますが、良い意味で間を抜いてくれています。




中庭に面した地袋の襖にはイカットでしょうか。

ここにも鳥が隠れています。




床に置かれた小振りの壺。

由来を控えてくるのを忘れましたが、壺に対して十分な余白が取ってあり

ここは緊張感があります。




壁掛けの一輪挿し。

こちらも小振りでとても品の良い佇まい。

ツルの使い方も勉強になります。




私が最も食いついた硯箱。




これは本当に良かった。

状態も良く、素晴らしい作りでした。

新しい世界を知ってしまいましたが、残念ながらこれ程の品には

出会えないと思います。




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| 京都俵屋旅館 | 16:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 霞の間 水周り


霞の間の浴室。

なみなみとお湯を張られた槇風呂は断熱性能が抜群で翌日の朝も暖か。

一番風呂でお湯をザブーンとやりたかったのですが、

撮影と採寸、スケッチをしている間に相方に奪われました・・・。




L字に切られた窓が日中に入浴するには最高です。

瓦屋根を見ながら入るお風呂はなかなかありません。




窓は贅沢仕様で、透明ガラス建具と擦板ガラス建具の二重建て。

女性も安心して入れます。




洗面化粧台は簡素な造り。

アメニティー用品はさすがに充実しており、

金型から作ったという俵屋石鹸も置いてあります。


先日書いたハイアットのモダンな水周りと違い、

ホッとする落ち着いた雰囲気の水周り。

俵屋に泊まるぞ!という肩の力を抜いてくれました。




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| 京都俵屋旅館 | 15:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都俵屋旅館 霞の間

吉村順三設計の新館も魅力的だったのですが、

やはりオリジナルを体験したいと思い本館の部屋を選びました。

本館の中でも庭を楽しめる1階が良いのは分かっていましたが、

予算の都合もあり2階の霞の間へ。




霞の間は四畳の小間と七畳半+蹴込床の広間が

中庭に面したコートハウスのような部屋で

二人で利用するには心地よい広さです。

(写真上:現場で一気に採寸とスケッチをした手控帳ですみません。

後でよそ行き用に清書しようかと思ったのですが、

時間が取れなかったのでそのままアップします。)




四畳の小間より。

中庭に対してL字に切られた窓が特徴で、

正面はFIXで広間側は一本引きです。




緩やかに広間へと空間がつながっています。




広間より見返し。

こちらで夕食、朝食を頂き、布団もこちらに敷いてもらいました。




中庭は竹林で構成されています。

下屋の屋根が犬走りのようにも見えるので、

一階の庭を眺めているような感覚になります。

この中に一本だけ雨樋があるので、宿泊された方は探してみてください。




障子を閉めてみました。




雪見障子を上げるとこんな雰囲気。

下の1列が残ることによって景色がよりシャープに

切り取られていることがわかります。




ガラス戸と障子の間にカーテンも仕込まれています。

断熱と遮光のためかと思います。




小間の窓際は地袋+掘込になっていて腰かけることができます。
 
庭を見ながら本を読んだり、お茶を頂いたり、スケッチをしたりと

小さなスペースですが最も心地よい居場所でした。



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| 京都俵屋旅館 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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