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元町の茶室 竣工写真をアップしました。

 

昨年竣工した元町の茶室ですが、ようやく竣工写真を整理しました。

 

 

 

 

茶道口より

 

 

 

 

移築された床柱

 

 

 

 

茶室の設計に関わるのは初めてでしたが、

 

四畳半の空間(幸の小屋)は設計したことがあります。

 

その時はいかに要素を少なくするかと苦心していたのですが、

 

改めて茶室を見るとその構成要素、作法の多さに驚きます。

 

よくぞこの四畳半しかない空間にこれだけ詰め込んだなと。

 

それでいて簡素に見せている辺りに

 

日本人の美意識の原点が表れていると感じます。

 

 

多くの事を学んだ小さな空間でした。

 

 

 

事務所サイトにもその他の写真を掲載しましたので

 

お時間が許せばリンク先をご覧ください。

 

こちら

 

 

 

 

| 元町の茶室 | 13:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
無事仕上がりました。

 

元町の茶室はその後順調に工事が進み、

 

最後の仕上げ、腰張を行いました。

 

 

 

実際に貼っているところは初めて見ました。

 

吉野窓は貴人口を兼用する見立てなので

 

小口部分にも和紙を張って行きます。

 

 

 

この下地窓も古い茶室から移設されたものです。

 

乾式の下地なのですが、土壁の様に納まっています。

 

大工さん曰く下地の加工に手間が掛かるとの事。

 

じっくり拝見したのですが、勉強になりました。

 

壁の仕上げはローラーではなくコテで波を付けています。

 

ローラーでは出せない手仕事の良い味わいです。

 

 

 

躙口周辺は勝手が変わってしまったので

 

ほとんど新設されたものを使っています。

 

これで現場はひと段落となりますが、

 

改めて竣工写真を撮らせて頂きます。

 

また、今後は造園工事も始まるので楽しみにしております。

 

 

 

 

| 元町の茶室 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
引き続き造作

 

元町の茶室はその後も造作工事が進んでいます。

 

 

 

点前座の落天井の網代、掛込天井の竿縁

 

それぞれ痛みがあったので心配していたのですが

 

一部交換して頂きながら無事取り付きました。

 

 

 

吉野窓も切られました。

 

耐力壁がある関係で移築前よりも小振りになってしまいましたが、

 

「想い」は引き継げたかと思います。

 

躙口周辺の造作も進み、いよいよ茶室らしい雰囲気が出て来ました。

 

 

何度か現場に足を運ぶうちに茶室の寸法が身に染みて来ましたが、

 

床の広さ、天井高、開口寸法など絶妙な心地良さを感じる寸法です。

 

伝統的な寸法、茶室の寸法は計算しつくされた寸法なのだと実感します。

 

 

 

 

| 元町の茶室 | 07:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
造作は進む

 

元町の茶室は順調に工事が進んでいます。

 

いよいよ移築前の造作材が入り始めました。

 

 

 

茶室内は客座の平天井から組んでいます。

 

固定方法などをまじまじと見たのですが、

 

今回は既設の建物内に茶室の内装を組み込むという事で、

 

構造的な絡みも少なく、比較的容易に進んでいる様に見えました。

 

実際に大工さんに伺うと全然手間が違う(作り易い)そうです。

 

 

再利用した部材は工事中にも関わらず、すでに良い雰囲気。

 

新しい材料では出せない味わいです。

 

「無事取り付いて良かったね〜」と

 

現場に行くといつも床柱を撫でてしまいます。

 

 

 

 

| 元町の茶室 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
現場が動き始めました。


元町の茶室は大工さんの都合もあり着工が遅れていたのですが

この度ようやく動き始めました。


既設の内装を解体し、ついでに耐力壁など補強もして行きます。

茶室の化粧柱も立ち始めましたが、

構造柱ではないので比較的容易に納まりました。

しかし、一部束石などが見える部分もあるので、

やはり手間が掛かる様子でした。

納まりや寸法だけでなく施工についても勉強になります。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
 
| 元町の茶室 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
解体工事が始まりました。


元町の茶室は先日、解体工事に着手しました・・・

現状建っている茶室から使えそうな部材を回収するため、

解体工事と言うよりも回収工事と言いましょうか。




床柱などの役物から枠廻りの細かな部材、建具や下地窓、

天井は何とごっそり外して持ち出します。




天井は複雑な仕事がしてあるためバラしてしまうと

再度組み上げることが困難になります。

危うい状態でしたが、掛込天井も無事外れました。





この日一番の大物の平天井も無事外されました。

この小丸太と片木板は今ではなかなか手に入らないそうです。




廻縁に着いていた、ちりのれんを丁寧に外す棟梁。

「もったいないで、使えるもんはみんな持ってくで」と一言。

何気ない一言でしたが、使う価値がある物を見分ける目と

それを生かせられる腕が無ければ出せない言葉。

重みのある一言でした。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
 
| 元町の茶室 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
新しいプロジェクトが始まっています。


名古屋市内で新しいプロジェクトが始まっています。

今回の計画は、茶室を移築する事。

あるところに建っている茶室を譲り受け、

別の場所の住宅の内部へ移築するという計画でスタートしました。

しかし、約一年程施工について議論したところ、

既設の茶室から可能な限り部材を譲り受け、

移築先で再現するという計画となしました。


写真上は現在某所に建っている茶室。

所有者の奥様はご高齢で、

この茶室をこの地で受け継ぐ方がみえないとの事で、

ゆくゆくはこのまま解体されて処分されるという話しでした。

その話を伺った施主さんがその意思と茶室を

引き継ごうと決意され、今回の工事となりました。




茶室内部は、4畳半の小間

隣に3畳の控えの間と水屋があります。




一通り茶室と部材の説明を奥様にして頂き、

この茶室への想いを伺いました。




この茶室の最大の特徴はこの吉野窓。

移築の話が出てから数席の茶室を見学し、僅かながら茶の勉強をしましたが

この様に大胆な茶室はなかなかありません。

茶には作法があるので、茶室にもある一定の作法があります。

その作法を守りつつ自分の個性を現した茶室、空間を作るのですが、

文字通り型破りな程に大胆に窓が切られています。




茶事の時には閉められている障子ですが、

障子を開けても良い雰囲気です。




吉野窓の外は濡縁となっており、

深い軒下から柔らかな光が茶室内へ入ります。

この床板も素敵でした。


これから部材を取り外す工事へと着手します。

本式の茶室はまったくの未経験ですが、

これを機にしっかり勉強しようと思います。




愛知県岡崎市で住宅を中心に設計活動をする
建築設計事務所 住記屋
| 元町の茶室 | 18:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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